唐原天満宮


福岡県築上郡上毛町上唐原,六社神社の右隣に鎮座します。

由来

昌泰4年(901年),菅原道真公は藤原時平の讒訴によって筑前太宰府の太宰権師に左遷された。翌延喜2年(901年),道真公は代々宇佐八幡宮の社職をしている薬丸有頼の徳風を聞き,豊前国多布原(唐原)の里を訪れ,薬丸家に宿をとられた。そしてその時,後世まで当地の人々へ形見として法華経を自書して有頼に与えられた。有頼は道真公の心遣いに感涙し,菅公の木像を彫刻させてもらったという。翌延喜3年,道真公は没し(59才)たが,有頼は道真公の菩提を弔うために石塚をつくり菅公の自筆の法華経を奉納した。これが天満宮前の菅公経塚である。天満宮は後,天暦9年(955年)に建てられた。そして大正12年に新たに再建された。

散策


鳥居に「天満宮」の扁額が飾られています。


横に長い拝殿ですねー!


拝殿の中の様子。神教の文字が印象的でした。


ここは以前,太平村だったようです。高さ15.2m,樹齢約180年の梛の木があります。


道真公が腰かけられたのでしょうか。「御玉居石」です^^


境内にある由緒書き

御祭神

菅原道真

所在地

福岡県築上郡上毛町上唐原2050