御庭神社とともに、万治元年(1658年)島津藩主の別邸として建てられた仙巌園(磯庭園)内に鎮座します。
由来
明治2年(1869年)、島津氏歴代の藩主とその家族をお祀りする神社として、市内坂元町山下鶴嶺(現在照国町)といわれた鶴丸城の一画に建立された。明治6年県社に列せられ、のちに明治12年竜尾神社を併合した。大正6年30代当主島津忠重公は市郊外の磯集成館の現在地を神社に寄進して、ここに御社殿を新築した。
散策
神明鳥居から進んでいきます。
鶴嶺神社の社号標。「つるがね」神社と読むそうです。
石段の先に立派な拝殿が見えています^^
島津家は文治元年(1185年)から明治4年(1871年)まで約700年にわたり南九州を治めた武将の家系です。
コロナ仕様の手水舎で心身を清めます。
拝殿の横に柵が設けられており、奥にある本殿の方に入ることができません。
仕方ないので、拡大して本殿を撮影^^;
拝殿付近にある「源頼朝公御石塔」
島津家初代当主は、源頼朝の庶子(正室ではない女性から生まれた子供)だそうです。
宮崎県高原町の狭野神社から献木された狭野杉。これにも島津家当主が関わっています。
御朱印
御祭神
島津忠久公以下歴代島津家当主
所在地
鹿児島市吉野町9698-2