松山神社


福岡県行橋市沓尾に鎮座します。神社周辺や龍日売神社の裏山は江戸時代からの石切丁場で矢穴の残る石が多く見られます。

由来

沓尾松尾神社は,苅田松山城主の杉弾正弘信らの霊を祀るためにその重臣の子孫であり,この地の庄屋を代々務めた守田家の27代当主房貫によって明治20年代に建てられました。広大な境内には山県有朋の手による「江山豁如」碑や三条実美の揮毫した神勅碑,松尾芭蕉の句碑などがあります。神社のある沓尾山の西側は平尾花崗閃緑岩とよばれる火成岩からなり,境内には「獅子岩」や「烏帽子岩」と名付けられた奇岩が見られます。

散策


住宅街から見えた松山神社の鳥居。ここから石段を登っていきます。


大きな「神勅碑」が見えてきました。天つ日嗣(天照大神の子孫)が栄えることは天地がある限り永遠である」という意味の言葉が漢文で書かれているそうです。


守田蓑洲の傘寿(88歳)を祝って,明治36年に建立された「蓑洲守田翁祝壽碑」


さらに進むと松山神社への案内表示がありました。岩があるんですね~。


どこまで続くんだろう。疲れるし,1人で進むのが怖くなってきたんだけど…。


また案内表示がありました。ここを左折すればいいようです。


なんだここは!?石造りの門をくぐってさらに進みます。


あっ!やっと鳥居が見えてきた~!


小さい社殿の割には凝った彫刻が施されています。


社殿前の石段は壊れていましたが,横にある樹木が印象的でした。


周辺には巨石が多く存在します。不思議な場所ですねー!


見晴らしもよく,風が心地よかったです^^

御祭神

杉光治神

松山神

宇賀之御魂神

菅原神

守田神

所在地

福岡県行橋市沓尾150